MS-06J ZAKUU
プライズ品小改造&リペイント
 職場の同僚にもらったプライズ品(?)のザクと少年。ザクの頭の中には小さな植木鉢が入っていました。
 ザクの頭のメカを作って、ウェザリング塗装をしてやろう、と思って、手を付けました。さてさて。
 
 2008年制作
全体図
俯瞰からの図です。

コンセプトは、「戦闘で破壊されたまま、放置されて既に何年、全体化に錆が回り、かつての力強さも既に無い。朽ちていくのをただ待つのみ。たまに少年が興味本位で見にやってくる。」といったところでしょうか。

乾いた大地に朽ち果てつつあるザクの頭部、その周囲に少しだけ草が生えているのは、戦争からの復興を暗喩としたかったから。もっと端的に言ってしまえば、色彩的にアクセントが欲しかったから。
視点を低くしてみました。
私の身長(172cm)で見るとこれくらいの高さになるのでしょうね。
内部メカが全然見えないので、フラッシュを焚いてみました。こんな感じに見えます。
全体錆だらけなので、元の塗装なんて、全然判らないですが、外装も内部メカも、ちゃんと塗装してから錆を付けています。錆は重曹で表現しました。
少年もくすんだ色で統一しました。
ブーツやヘルメットは軍の横流し品か拾った物でしょう、などと考えました。
このプライズ品のザクは出来が良いので、形状の変更は無しです(下の写真参照)。
内部には小さな植木鉢が入っていました。戦争からの復興をイメージしているのかな、なんて思ってしまいました。
植木鉢の代わりに内部メカを作ってやりました。
脇の少年も形はよいのですが、両面テープでベースに取り付けるための板がついています。折角良い形なのに台無しなので、外すことにしました。塗装がほぼ終了した時点でその板を切り飛ばして、脚に真鍮線を通し、ベースに固定するようにしました。
ベースは、少年を取り付ける部分が平らになっていたので、油絵具やリキテックスに混ぜる大理石の粒をリキテックスに混ぜて盛りつける形で凹凸を付けました。
また、大まかな塗装が終了した時点で鉄道模型か庭の模型で使うスポンジを蒔いてやりました。
形状の変更は以上です。

塗装以下の順に行いました。
@ リキテックスを田宮のアクリル塗料のシンナーで薄めたもので全体を塗装します。後で徹底的に汚す予定だったので、筆塗りでムラも気にせずに塗ります。暗い色から明るい色へと、一般的な油彩画の塗装方法で塗りました。
A ウェザリング(?)はリキテックスに重曹を混ぜた物を筆で叩き付けるように塗ってやりました。
B コピックで錆の濃淡や陰になる部分に色を付けていきます。薄い色を何重にも重ねました。
C 色鉛筆で錆の明るい部分を描き起こしていきます。塗りたくるといったところもあります。
D スーパークリヤーを吹きます。溶剤で色鉛筆が少し溶けて良い感じになります。
E スポンジ(明るい黄緑)少しだけ振り掛けます。接着はプラモデル用のセメント。
F スポンジのままでは明るすぎて、色が浮いてしまうので、コピックで暗い色の部分に染み込ませるように色を付けていきました。
G エナメル塗料の黒を油絵具のテルピンで溶いて、特に地面の陰影の部分に流し込むようにして暗くしていきます。草の明るい部分はリキテックスの色を少しだけ置くようにしました。
H 再び色鉛筆で明るいところを描き出していきました。特に地面の部分を中心に。
I スーパークリヤーを吹いてやって完成です。


簡単に少しだけ手を加えて少しだけコピックで塗装して終了、という予定だったのですが、かなり手を入れてしまいました。
壊れたザクの頭があって、傍らに少年が居て、という構図は同じなのですが、それ以外は大きく変わってしまいました。
貰ったザクの頭と少年。
@ 形は良いので、内部のメカをそれらしく作る。
A ベースの一部を修正。
B ウェザリング塗装。
この3つを何とかすれば、かなり良いものが出来るのではないかと思います。
@ 内部のメカをそれらしく作ってみました。それらしいかな……。
 
 プラ板、プラ棒、プラマテリアル、ジャンクパーツ、金属ワッシャー、スプリング、ポリキャップより作りました。

 見えないところは作っていません。左側頭部の破損箇所のみ見えれば、十分でしょう。後は塗装でそれらしく。
@ 更にパーツを追加しました。
 カメラの部分です。
 プラパイプにプラ板を巻き付けたものにプラマテリアル、ナットより。頭部内部にポリキャップを内蔵しているので、カメラの向きは変えられます。

 内蔵してみると、こんな感じになります。

 後は塗装すればほぼ完成ですが、手間が掛かるのは少年と彼の足許でしょうね。
A 予定通り、ベースの一部を修正をしました。少年の足許の平らな部分に、塗装と同時に、大理石の粉末を盛りつけました。
  また、少年の足許の板状のパーツは切り取りました。少年の足の裏から穴を開けて真鍮線を通して寝固定しています。

B こちらは予定から外れて、ウェザリング塗装だけにするつもりだったのですが、全面塗装になってしまいました。この段階は途中段階です。
 リキテックスを使用しています。
 錆の表現はリキテックスに重曹を混ぜたもの。全体が錆錆です。
 とてもウェザリングだけではないな……。

 塗装はもう2段階ある予定です。
 少年もリキテックスで塗装。それらしく塗っただけです。
 前述の通り、足許の板状のパーツは切り取ってしまい、真鍮線で固定するようになっています。
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